3G-SDI 非対応

DVDのモニタ放映の予定があり機器のチェツクを行ったときのことです。

映像が表示されたので問題ないと思っていましたが、時間をかけてチェックをしていると、色情報の多い部分、特に朱色や赤にノイズが乗っていることが判明しました。

この時、出力先のモニタには「1080 p」と表示されています。

「HDMI to SDI」か「SDI to HDMI」のコンバータ固有の故障かと思い一台ずつ確認すると、特定の機器のみ3台も同じ症状がでていました。

3台も同時に故障することは考えづらく、この3台に共通する事は「3G-SDI」に対応していないコンバータでした。(え?でも絵がでているのに…)

スケーラーを間に挟み 1080 60i にスケーリングするとこのノイズは消えました。

この時、出力先のモニタには「1080 i」と表示されています。

絵が出ているからと安心しないで、取り扱っている信号の種類をよく確認する事が大事でした。初心忘るべからずです。